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のどか会計事務所
公認会計士・税理士事務所
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[看護師の働き方調べ]訪問看護ステーションで働く看護職員は何%?

のどか会計事務所

大阪発!全国どこでも、月8千円からはじめる介護・障がい福祉専門の顧問税理士。福祉事業の開業からIPOまで、ワンストップでサポート。

介護・障がい福祉事業を立ち上げたら、“優先的に対応すべき事項“が山ほどあります。安定した事業所運営のためには、早めに会計記帳、給与計算、各種税務申告などの専門的な業務を専門家に外部委託し、作業リソースを確保することが肝要です。

"優先的に対応すべき事項"の一例
・ 処遇改善加算 対応
・ 虐待防止措置未実施減算 対応
・ 身体拘束廃止未実施減算 対応(障がい福祉)
・ 情報公表未報告減算 対応(障がい福祉)
・ 業務継続計画(BPC)未策定減算 対応
・ 特定事業所加算 対応(居宅介護支援、訪問介護等)
・ 機能強化型体制加算 対応(相談支援)
・ 人員配置体制加算 対応
会計の区分 対応(複数指定事業所)
就労支援事業会計 対応(就労支援)

目次

[看護師の働き方調べ]訪問看護ステーションで働く看護職員は何%?

[看護師の働き方調べ]訪問看護ステーションで働く看護職員は何%?

営利企業の積極的な参入による訪問看護ステーション数の増加、ハラスメントや労働環境への意識の高まりなど、時代の変化とともに、看護職員の働き方も変わってきているのでしょうか。

この記事では、厚生労働省の「衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」をもとに、看護職の就業状況を詳しく見ていきます。

保健師の働き方

保健師就業数2014年2016年2018年2020年2022年
病院3,0756%3,2716%3,3076%3,5596%4,6668%
診療所1,7574%1,9304%2,0034%2,3014%2,3964%
助産所10%20%10%40%70%
訪問看護ステーション2751%3151%2590%3071%3311%
介護保険施設等4601%1,0272%1,3363%1,6033%1,7763%
社会福祉施設4901%4121%4211%5191%4551%
保健所7,26615%7,82915%8,10015%8,52315%10,33317%
都道府県1,3753%1,3513%1,4293%1,8213%
市区町村27,23456%28,50956%29,66656%30,45055%31,10452%
事業所4,0378%3,0796%3,3496%3,7897%4,2017%
看護師等学校養成所又は研究機関1,2102%1,1882%1,1482%1,1942%1,1962%
その他2,6475%2,3435%2,0144%1,9173%2,0133%
総数48,452100%51,280100%52,955100%55,595100%60,299100%
出典:(厚生労働省)衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

保健師の就業場所は、市区町村や保健所の割合が多く、病院などの医療機関の割合が少ないのが特徴です。保健師の総数は増加傾向にありますが、就業場所ごとの割合に大きな変化は見られません。訪問看護ステーションについては、保健師全体の増加とは対照的に、ほとんど増えていません。保健師の資格取得者は、特定の分野での活躍を目的としている場合が多く、訪問看護ステーションを積極的に選択するケースが少ないからと考えられます。

助産師の働き方

助産師就業数2014年2016年2018年2020年2022年
病院22,05565%22,70763%23,19963%23,32161%23,10961%
診療所7,30522%7,95622%8,14822%8,56223%8,77023%
助産所1,8045%2,0046%2,1036%2,3696%2,4456%
訪問看護ステーション60%60%160%370%550%
介護保険施設等
社会福祉施設230%200%240%230%420%
保健所2831%3111%3681%3541%4701%
都道府県0%170%180%650%250%
市区町村7742%1,0573%1,2733%1,4744%1,4584%
事業所480%360%230%290%270%
看護師等学校養成所又は研究機関1,5244%1,5014%1,5334%1,5624%1,4944%
その他1340%1590%2061%1440%1680%
総数33,956100%35,774100%36,911100%37,940100%38,063100%
出典:(厚生労働省)衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

助産師の就業場所は、病院などの医療機関の割合が多いのが特徴です。助産師の総数は増加傾向にありますが、就業場所ごとの割合に大きな変化は見られません。訪問看護ステーションについては、増加してはいるものの、絶対数は少ない状況です。助産師も保健師と同様に、特定の分野での活躍を目的としている場合が多く、訪問看護ステーションを積極的に選択するケースが少ないからと考えられます。

看護師の働き方

看護師就業数2014年2016年2018年2020年2022年
病院791,98873%829,48872%863,40271%883,71569%888,85868%
診療所134,97412%144,52213%155,98613%169,34313%179,24114%
助産所820%720%1900%2670%2190%
訪問看護ステーション36,4463%42,2454%51,7404%62,1575%70,9755%
介護保険施設等70,2106%79,6637%89,2707%100,7018%101,1618%
社会福祉施設15,3991%16,3991%18,8972%22,0212%22,8252%
保健所1,0370%1,1050%1,2370%1,5430%3,0240%
都道府県6800%1,0030%2,0990%1,3910%
市区町村6,8871%7,1541%7,1391%7,5441%7,9621%
事業所6,2581%4,7950%4,7840%5,1760%5,9040%
看護師等学校養成所又は研究機関15,6031%16,1201%16,8671%17,5191%16,7841%
その他7,8951%7,1541%8,0911%8,8261%13,3431%
総数1,086,779100%1,149,397100%1,218,606100%1,280,911100%1,311,687100%
出典:(厚生労働省)衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

看護師の就業場所は、病院などの医療機関の割合が多いのが特徴です。お礼奉公という慣習も根強いため、当然と言えば当然でしょうか。また、看護スキルを習得するうえでも、やはり病院で勤務経験を積んでから他に行くという考えもあるでしょう。推移については、2020年から2022年に掛けて、看護師全体で+2.4%となっていますが、病院+0.5%、診療所+5.8%、訪問看護ステーション+14.2%、介護保険施設等+0.5%、社会福祉施設+3.7%と、病院から訪問看護ステーションや診療所に就業者が移ろいでいるのがわかります。訪問看護ステーションが年々増加していっている一方で、病院における旧態依然の労働環境の悪さから、看護師の働き方も変わってきていると言えるでしょう。

准看護師の働き方

準看護師就業数2014年2016年2018年2020年2022年
病院143,99542%130,85940%116,43438%101,62836%87,18234%
診療所110,18032%105,12433%98,13432%92,38932%83,48333%
助産所280%280%1180%680%550%
訪問看護ステーション3,7191%4,4111%5,0662%5,3472%5,4622%
介護保険施設等66,77920%68,99321%70,60423%70,47725%62,84825%
社会福祉施設9,8873%9,3093%9,9753%10,5554%10,1714%
保健所480%680%490%430%930%
都道府県190%330%390%470%
市区町村1,2690%1,1150%1,0050%9030%9420%
事業所1,4730%1,2650%1,0480%1,0630%1,2861%
看護師等学校養成所又は研究機関480%450%460%460%780%
その他2,7271%1,8751%1,9671%2,0311%2,6821%
総数340,153100%323,111100%304,479100%284,589100%254,329100%
出典:(厚生労働省)衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

准看護師の就業場所は、病院などの医療機関の割合が最も多いものの、介護保険施設等(介護保険サービス)にも一定割合就業しているのが特徴です。全体的な数としては、年々減少傾向にあります。時代の変化とともに、あえて准看護師を選択せず、最初から看護師を選択する人が多くなっているからと思われます。

まとめ

この記事では、保健師・助産師・看護師・准看護師の就業場所について、2014年から2022年までの統計データをもとに分析しました。

看護師の働き方は、病院などの医療機関での勤務が依然として多いものの、訪問看護ステーションや診療所への移行が見られます。特に訪問看護ステーションは増加傾向にあり、看護師の働き方の変化を示唆しています。一方、保健師や助産師は、特定の分野での活躍を目的とする場合が多く、訪問看護ステーションを選ぶケースは少ないようです。准看護師は、病院や介護施設での勤務が中心ですが、全体的な数は減少傾向にあります。これは、最初から看護師を目指す人が増えているためと考えられます。

これらのデータから、看護職員の働き方は、時代の変化やそれぞれの職種の特性によって変化して行っていると言えるでしょう。

[看護師の働き方調べ]訪問看護ステーションで働く看護職員は何%?

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