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介護・障がい福祉専門 のどか会計事務所
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【簡単解説】就労継続支援A型とB型の違いとは?

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【簡単解説】就労継続支援A型とB型の違いとは?

目次

はじめに

近年、障がい者の就労支援が社会的な関心を集めています。その中でも、就労継続支援A型と就労継続支援B型は、障がいを持つ方々が自立した生活を送るための重要な選択肢となっています。

しかし、これらの制度について、具体的にどのような違いがあるのか、どちらが自分に適しているのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、就労継続支援A型とB型の違いについて、初めての方にもわかりやすく解説していきます。複雑な制度を、できるだけシンプルに説明することを心がけていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

【簡単解説】就労継続支援A型とB型の違いとは?
メインビジュアル

就労継続支援ってなに?

就労継続支援とは、障がいを持つ方々が一般企業で働くことが難しい場合に、働く機会を提供し、必要な知識や能力の向上を支援するサービスです。これらの支援を通じて、障がい者の自立と社会参加を促進することを目的としています。就労継続支援A型、就労継続支援B型は、その中でも最も代表的なサービスです。

就労継続支援の目的

就労継続支援の主な目的は、障がいを持つ方々が、働くことを通じて社会とのつながりを持ち、自己実現を達成することです。単に仕事を提供するだけでなく、個々の能力や適性に応じた支援を行い、最終的には一般就労への移行を目指します。

就労継続支援の種類

就労継続支援には、A型とB型の2種類があります。これらの違いは、主に雇用契約の有無や、利用できる方の特性、支援内容にあります。

次の章で詳しく説明しますが、簡単に言えば、A型は雇用契約を結び、比較的軽度の障がいを持つ方が対象です。一方、B型は雇用契約を結ばず、より幅広い障がいを持つ方が利用できます。


就労継続支援A型とB型、何が違うの?

この章では、就労継続支援A型とB型の違いをさらに詳しく見ていきましょう。具体的な違いを理解することで、自分に適したサービスを見つける手助けになるはずです。

雇用契約の有無

最大の違いは、雇用契約の有無です。A型事業所では、利用者と事業所が雇用契約を結びます。そのため、利用者は労働者として最低賃金以上の給与が保証され、労働基準法などの法律の適用を受けます。一方、B型事業所では雇用契約を結びません。そのため、工賃という形で、作業に応じた報酬が支払われます。

対象となる障がい者の違い

A型は、比較的軽度の障がいを持ち、一般就労に近い形で働ける方が対象です。具体的には、身体障がい、知的障がい、精神障がい(発達障がいを含む)を持つ方で、一定の労働能力を有している方が対象となります。

一方、B型は、年齢や体力面で、一般企業での労働が難しい方や、就労移行支援を利用したが、就労に結びつかなかった方など、A型よりも幅広い方が対象です。そのため、個々の障がいの特性や体調に合わせた柔軟な働き方が可能です。

給与と工賃の違い

A型事業所では、労働者として給与が支払われます。これは、最低賃金法に基づいて最低賃金以上の金額が保証されます。一方、B型事業所では、労働の対価として「工賃」が支払われます。工賃は、作業内容や作業時間に応じて支払われ、最低賃金を下回ることもあります。


A型とB型、どっちを選べばいいの?

就労継続支援A型とB型の違いを理解した上で、「自分にはどちらが合っているのだろう?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、A型とB型、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、選び方のポイントを解説します。

A型のメリット・デメリット

A型のメリットは、やはり雇用契約に基づく安定した収入と、労働者としての権利が保障されることです。また、一般就労に近い環境で働くことができるため、将来的な一般就労へのステップアップを目指す方にも適しています。

一方、デメリットとしては、一定の労働能力が求められるため、障がいの程度によっては利用が難しい場合があることです。また、事業所の業務内容が限られている場合、希望する仕事に就けない可能性もあります。

B型のメリット・デメリット

B型のメリットは、個々の体調や能力に合わせて、柔軟な働き方ができることです。無理なく自分のペースで働くことができるため、障がいの特性によってはB型の方が適している場合もあります。また、工賃は収入として見なされない場合、特定の手当を受給しながら利用できる可能性があります。

デメリットとしては、工賃が比較的低額であることや、一般就労への移行がA型に比べて難しい場合があることが挙げられます。

自分に合ったサービスを選ぶために

最終的には、自分の障がいの特性、体力、希望する働き方などを総合的に考慮して、どちらが適しているかを判断する必要があります。迷った場合は、地域の障がい者就業・生活支援センターなどに相談してみることをおすすめします。


就労継続支援A型とB型、利用するにはどうすればいいの?

就労継続支援A型とB型を利用するには、いくつかの手続きが必要です。ここでは、利用開始までの流れを、ステップごとに説明します。

相談

まずは、お住まいの市区町村の障がい福祉窓口、地域の障がい者就業・生活支援センターなどに相談しましょう。自身の状況や希望を伝え、利用できるサービスや事業所について情報収集を行います。

事業所探し・見学

相談を通じて、利用したい事業所の候補をいくつか選びます。その後、実際に事業所を見学し、雰囲気や仕事内容を確認しましょう。複数の事業所を見学し、比較検討することをおすすめします。

申請・利用開始

利用したい事業所が決まったら、市区町村に利用申請を行います。調査を経て、受給者証が交付されれば、事業所と契約を結び、利用開始となります。


まとめ

就労継続支援A型とB型は、障がいを持つ方々が自立した生活を送るための、重要な支援制度です。就労継続支援A型とB型の違いを理解し、自分に合ったサービスを選ぶことで、働く喜びや社会参加の機会を得ることができます。

この記事が、就労継続支援A型とB型の違いを理解し、ご自身に合ったサービスを選択する一助となれば幸いです。一人ひとりが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、これらの制度が有効に活用されることを願っています。

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